先日洗った羊毛を梳毛する工程がやってきました。ここで初めて梳毛(そもう)という言葉を覚えました私。羊毛の毛並みをそろえることで、英語ではカーディングと言って知ってはいましたが。
カーダー(梳毛具)を使って、少しづつ、少しずつ、きれいでふわっふわのフリースを作っていく。この作業がまたかなりの癒し時間でした。編み物とか好きな人はきっとはまると思いますよ〜。ジャッジャッと音をたてて梳毛しつつ、このフリースで何を作ろうか黙々と考える。
ドリームキャッチャー★
今年の夏に見たとあるドリームキャッチャー。友人のティピ前に飾ってあったもので、遠くから見てもかなり存在感があり、白く太い羊毛が垂れ下がってるのが印象的であれ以来頭の中にずっとぼやぼやとしたイメージで残っている。ネイティブアメリカンの魂さえもこもってそうな代物だった。
という訳でイメージを頼りに挑戦。
(ここからは自己流なんで、どなたかもっといいやり方があればぜひ教えて下さい♪)
1m程の長さに梳毛したフリースを上に重ねていく。重ねたフリースを端から少しずつ巻いていく。
ある程度丸まったら、霧吹きで湿らせてさらに少しずつ端から丸めていく。軽くフェルト状にする感じで。強く力を入れるとかなりしっかりフェルト化してしまうので、あくまで優しくフワフワ感を残しつつ。
ここから先はかなり没頭してやっていたので、工程写真がありませんので箇条書きで。
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●籐のフレームにくるみ染めしたヘンプウール糸を巻く。
●奇数で終わるように経糸を張り、中心をヒモで固定する。
●フレーム同様のヘンプウール糸を中心から織り込んでいく。
●上記方法で作った羊毛ロールを 細→極太 と太さを調節しながら織り込んでいく。
●両サイドの中心にモン族アップリケを手縫いする。
●太めの羊毛ロールを房にし、水牛ボーンビーズと羽根で飾る。
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もっこもこふわっふわの羊毛ドリームキャッチャーができました〜♡
使用羊毛の量は、ざっくり見積もって羊1/10頭分くらいですかね。*訂正!羊1/20頭分くらいでした!これ、羊毛フェスティバルかなんかで貸し出し依頼とか来たりしないかな〜 笑