ネパール新年の時に、アパートの近所のうちで sacrifice(いけにえ)となったやぎくん。私はベジタリアンではないけれど、さすがにその瞬間は立ち会えなかったなぁ。atslanさんはきらっきらの目をして立ち会う気満々だったけど、直前にイギリスへ帰国。とても残念、との事でした。
それはさておき、ネパールの制作状態はまだまだ問題だらけで、長くに渡って前向きに考えてやってはきたけれど、毎回、毎日の事に私もダウン気味。病気じゃないんだけど。何だろうなー。この気持ち。
なんでだろう。だから!!こうすればいいのに。あ〜だからー。。とかばっかりで。
例えば、日本ではこれ(汚れや糸つき)は絶対に駄目!って言っても言っても、なかなか真剣に受け入れられなかったり。実際に先進国に行った事無い人ばっかりだから、確かに彼らには実感というのはないのかもしれないケド。6年も一緒に働いている人でも、問題はいつも同じで。ほとほと。。。は〜。の繰り返し。さすがにもうそろそろ言わなくても分かってよ〜って思うけど、やっぱりそれも期待しすぎ。みたいです。
今回初めてこんなに長くネパールに滞在してみて、じっくりいろいろな人と付き合ってきてみて、ようやく今にして自分なりに考える事。見いだした事。決断する事。いろいろある。そして新たに出会った素晴らしい人々もいる。彼らとなら長く付き合っていける。そう思える人々。
私が求めているものが現実に生み出されて、そしてそれがネパールの村々の人々へ直接届いているのが、生地から、素材から見える。ネパールの自然と伝統を守る為に、そして世界に向けては地球環境の為に。そんな大きな野望を持った、小さな工場と出会いました。
堕ちてる時でも、希望はきらり。
本当にやめたくなる時もたくさんあるけど、まだまだあきらめないぞ〜