デンマーク、ドイツ、オランダと3カ国を7日間で巡る船の旅に行ってきました〜。
APオンラインもオープンしたし、ひとまずイトちゃんに任してっ。。。私は完全ホリデー、ときた。とは言えブログだけは更新するつもりが、船上PCでは日本語が打てず、敢え無く断念。
イギリスのドーバーからNorth Seaを北へまずはデンマーク第二の都市アーフスへ。(当初の渡航予定だったコーペンヘーゲンは、G8サミット関連のデモの影響でなんとキャンセル。)毛皮商品がわんさか溢れるアーフスのハイストリートには、つららをイメージした動きのある独特なデコで人々を魅了するイルミネーションに、ストリートオーケストラが奏でる優雅な冬のメロディが人々の間を流れ、クリスマスというものが私の中で初めて神秘的に思えた瞬間でした。
それからクルーズは南へ下ってキール運河を8時間かけて抜けて、ドイツはハンバーグで降り、クリスマスマーケットを満喫。夕方4時の日の入りの後はひどく寒いにも関わらず、人々はマーケットで足を留めグロッグワイン(スパイスの入った甘いホットワイン)を飲み、ソーセージをつまみながら延々と楽しそうにおしゃべり。確かにグロッグワインもソーセージも本当においしい!んだけど、寒くてただ突っ立ってるなんて全然無理〜!!皮膚が違うんだ、きっと。。
そして最後の渡航地オランダはアムステルダムへ向かう船は、大雪のNorth Seaの上で揺れるゆれるゆれる〜。。。船で働くスタッフのほとんどは東南アジア諸国出身で雪を見るのは初めてだそうで、船のあちこちに雪だるまを作ってははしゃいでた。私もこっそり便乗して。
着いた先のアムステルダムでもまだ雪は残っていて、デンマーク、ハンバーグよりも更に寒い、ときた。ガチガチの体を奮い立てて、お目当ての
The Hash Marihuana & Hemp Museumになんとか辿りつく。見た事のないヘンプ素材がたくさんあり、中でも目についたのが「ヘンプフェルト」と「ヘンププラスチック」。欲しい。使いたい。なんかこれで作りたい。。と素材たちの前から全く離れられず。そして、驚いたのが乾燥された麻の茎を見た時。茎っていうか、どう見ても木、なんだよね。それくらい太いし強度もありそう。代表的な繊維としてだけではなく、オイル、プラスチック、建材と、石油や大木に代わる最も有望な自然素材として、麻を広めていく事はやはり正しい事だと痛感する。嗜好品としての大麻の使用もオランダのようにある程度規制をした上での開放もあっていいと思うし。悪いイメージでまるで隠されているかのような大麻の真実がもっと一般に知られるようになって、日本でも栽培がもっと一般的になればいいのにな。いつか日本の麻をふんだんに使って製作に没頭できる日を夢見て。
帰って来たイギリスも見事な雪化粧。7日間空けた家は恐ろしく冷えきっていて、ベッドに横になった時このまま凍死するんじゃないかと思ったけど、今日の家は大分あったまってきてなんとか仕事に戻っていま〜す。来月のネパール行きまでに目標30型!いや40。。うーん、できるか〜(汗