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癒し癒されワーホリ@Gaunts House

先日、といってももう2週間も前の事。

Gaunts House (A place of peace, sharing and learning) で行なわれた、年1回開催の今年でなんと21回目、Summer Gathering に Sorazora も初参加して参りました〜


Richard Glyn財団が提供している、年中開放されていて誰でも参加できる教養の場。

ゴウンツハウス。

この大きなお家の向こう側には、めちゃくちゃ広い中庭が広がっていて。そこにいくつかワークショップテントがあったり、子ども達が走り回っていたり。角にある森にステージがあったり。参加者数も1000人程とあって、ひとりあたりの空間にすごく余裕がある。最初はがらんとした感じがさみしく見えて、もっと密集させちゃえばいいのに。と思ったりもしたけど。今思えばあの空間があったからこそ、そこにいる人たちが穏やかな時間を過ごせた気がする。


生きていく事が辛くなったり、苦難やストレスに耐えきれず病気になってしまったり、人生をどう生きていけばいいのか分からなくなったり、そんなマヨイビトがわんさかいる今のご時世。宗教や政治に縛られず、がっちがちに固められた固定観念や常識なんていうものはそこにはなく、開放感のある自由な思想があちこちで舞っていた。

ゴウンツハウス。

そしてそこにいる誰もが持っている自然への愛が感じられた。

なんたってコンポストトイレ。


めちゃクリーン。最初から5日後までずっとクリーン。嫌な匂いゼロ。いつ来てもクリーン。トイレいくのやだなー。と一度も思わなかったです。まじで。

Nobody likes dirty toilet. 張り紙にそんなような事が書いてあった。きれいで居心地がいいトイレを使った後は、また次の人が同じように気持ちよく使ってくれるように、きれいにして出る。規則じゃない。決めごとでもない。ただ自然にそう行動することでみんなが嫌な思いをしない、ココロが平穏でいられる、そういう環境が自然とそこにはあった。

ゴウンツハウス。

地球も同じ。Nobody likes dirty earth. 汚したらきれいする。環境だけはみんなに関わること。次世代に美しい地球を残したい。年を重ねれば重ねる程、きっとこの思いはどんどん強くなるんだろうな。(原発反対!)


そんな自由で開放的な空間でSorazoraを広げ、その店先で私はただひたすら提灯作りに没頭。幾つか目星をつけていたワークショップすら蹴って、有無を言わさず最優先。

てんとーう!!

実際に作ったものより、創っている時の気持ちや試行錯誤しているその"時間"を満喫した感じ。そんでもって。あー、見つけた!! やりたいことまたみつけちゃったよー!!

早速やります。来年。Sorazoraもまたひとつレベルアップします。

乞うご期待。


ありがとう、ゴウンツハウス。

おまけ。
最終日の昼下がりにSorazora Hemp Woolを買いに来てくれた子が、ワークショップで作ってきたというHWも使った、べらぼうにかわいいドリームキャッチャーを見せに来てくれた。文句なしのはなまるさん◎

The Big Chill 〜 Rigid Heddle 〜 Ezo Rock


WOMADの余韻に浸りつつ、次に目指した先は↑Eastnor Catsle。The Big Chill フェスティバルです。去年から運営会社が変わったらしく、それからあまり良い噂は聞いていなかったものの... 他にめぼしい出店先が見つからなかったのもあって、Let's try & see!! 行ってみました!!


が、

見事にビッグ散る。ひゅるりら〜

チケットも有り余ってる感じ。

昼から深夜までどこもかしこもナイトクラブ系。パーティをしに来ている人にとってはさぞ天国なんだろう。そうと思って来てない人にとってはさぞ地獄だろう。エレクトリックサウンドも嫌いじゃないんだけど、もう嫌いになったかも。笑。毎分毎秒それ。完全にアウト。もうノイズにしか聞こえない。ベースの重低音で寝れない出店者もちらほら。(私は寝れるけど)快適なはずの野外フェス生活に支障すら。。。ちょっとフォーキーなステージはキッズエリアにあるらしいんだけど、そのエリアには特別なリストバンドがないと入れない。ピースフル感ゼロ。ちーん。Sorazoraにとってもちとハードすぎましたね。


数年前は素晴らしいファミリーフェスティバルだったと昔を知る人は口を揃えて言う。映画もあったり、アクティビティもあったり、想像すると先月行ったLarmer Treeを拡大したみたいな感じかな。

それにしてもUKの若者層が集結するとなぜかいつもこういうパターン。そういえば、今まさに起こっているロンドンの暴動もかなり若い人たちが中心になってるみたいだけど。若さってすごく強いなと。怖いもの知らず。とも言うのかな。だから強い。それが収集つかない程に攻撃的になった時、警察や法という存在すら微々たるものになってしまうんだろうね。


Sorazoraは物販という事もあって、必要な電力なんてごくわずかで済む。なのに4日間程で請求される電力料は100ポンド(1万3千円)から180ポンド(約2万3千円)と、フェスによって様々だけど、大体高い。だから今年はアホらし。と思う電力は一切買わず、古い車のバッテリーを使って、たまにライトアップしてます。 暗くなるのは夜9時くらいだし、お店は遅くとも夜10時まで。生活の方で少し必要なくらいで、まぁなくてもなんとかいける。今使っているバッテリーもいつまで持つかという感じなので、来年はソーラーシステムをSorazoraフェス出店に導入予定!! とうとうN氏の完全同意も頂き〜♪がっつぽーず! 太陽と共に生きていくのだ〜


鬼ヒマ出店の合間に。
ネイスンさんが先日作った、Mini Rigid Heddleを使ってお初の織りに挑戦!! 


みにりじっどへどる〜? (もじもじくん風)


辞書を引いてみると、

Rigidは固定。Heddleは綜絖(そうこう)。


そうこう〜?(今度はキョンキョンで)


辞書を引いても見つからないので、ネット検索。御丁寧な説明ページを発見。早速リンク貼らせて頂きます。

綜絖とは (西陣織 富坂綜絖店HP)


小さな固定綜絖。

要は縦糸と横糸を上下に交差しながら織れる織り具です。このネイスンさんが作ったのものは、バイキング時代に使われていた超シンプルなものだそうで。携帯電話感覚で持ち歩けて、固定さえできればどこでも織れるかなりの優れもの。


さくさく織れるので、時間のない方にもおすすめ。他画像、詳細はネイスンさんのブログをチェケって下さい。こちらから→ Happy Green Days!! "Mini Rigid Heddle" 


さて、お家に帰ってきて、一日お家でバタ子さんして、またしっぱつ! がまだまだ続きます。(死ぬ〜)次に目指すのはGaunts House Summer Gathering。去年いったTribal Earth(去年のレポ)のような感じで、ワークショップ中心のチャリティフェスティバルです。これは仕事しに行くというより、いいものを吸収しにいくつもりでSoraozraもジョイントくん

その後、お家に帰らずそのまま Beautyful Days!! フェスティバルへ!! 楽しみです。

日本は真夏でめちゃ暑そうですが、みなさんお元気で!!


P.S.
apイト吉さんと言えば、只今でっかいどーはえぞろっくで出店準備ちうとの事〜☆ LEOくんと一緒に、REALL(リオール)というお店で開店予定です☆ ap+sorazora製品もお求め頂けマース♪ 行かれる方はぜひお気軽にお立ち寄り下さ〜い。

世界の音楽と人と〜WOMAD FESTIVAL〜2011

先々週末のフェス出店の巻。(ブログ更新もおしおしです)

今年でSorazora3年連続出店となるWOMAD(World Of Music, Ats and Dance)。世界最大級のワールドミュージック、カルチャー、アートの祭典。

やはり... このフェス...


最高。



2011年も大満喫。
あえて不満を言うならば、Barでリユースカップを導入してほしーい。


過去2年のだらだらレポ。よろしければどうぞ。



Sorazoraの出店場所は昨年と同じ、Charlie Gillette Stageが眼と鼻の先。数々の素晴らしいステージアクトをBGMに仕事したり、編み物をしたり、料理をしたり、布団に入って眠りにつくまで音楽が耳に入ってくるという、すんばらしい環境。個人的にはパラダイスです。


今にも水滴となって落ちてきそうな灰色空の金曜日。朝はゆるめのこのフェス。賑やかな一日が始まる前ののんびりした空気が割と好きで、この時間は黙々と編み物に集中する事が多い。この日の朝も店先で編み編み+接客してると、なんと今度は帽子の発注が舞い込んできた。

これまたついつい翌日渡しで引き受けてしまい、夕方になって久々にスピードを意識した編み編み戦法に。いつも大体時間に縛られずゆるゆる編んでるから、たまにはこういう仕事も身が引き締まっていい。



チャーリーギレットステージ土曜日午後には、今年唯一の日本人アーティストでもある、Shunsuke Kimura x Eturo Ono (木村俊介さん、小野悦郎さん)が津軽三味線で日本音楽を世界の舞台で披露して下さいました!! 演奏が終わる度に大喝采が沸き起こる、素晴らしいステージでした。


とは言え、彼らが演奏中ステージ前は人がいっぱい。私もいちニッポンジンとしてしっかり聞こうぞ!!と思っていた、時に限ってね。おかげさまでSorazoraもそこそこ賑わっており、さらにそこに帽子の発注してくれたDavidさんが受取りにご来店。完全に意識が接客中心になったのは言う迄もなく。いいんです。いいんです。三味線の音色がBGMになっていただけで、相当ナチュラルハイでしたから!



選んでもらった3色のHemp Woolでカギ編みした、ドレッドがすっぽり収まる大きめのニット帽。I really like it. きゅん。うれしいお言葉 頂きました。やってよかった感が満潮です。Many thanks, David!


そして、その日の夕方なんと!! 先ほどご紹介した、津軽三味線の木村俊介さん、小野悦郎さんがSorazoraへご来店〜!! おぉぉぉ〜〜〜!! 背中しゃんとなりますね、やはり! ネパールヘンプとイラクサで作ったナチュラルピクニックバッグをご購入頂きました。きりりっとしたシャープなイメージとはうらはらに、にこにこ笑顔とやわらか〜な印象が残る素敵なおふたりでした。

木村さん、小野さん、ありがとうございました!!


あっという間に最終日、ブルーテントのラストステージ。アフリカはニジェール出身のBombino。適度に体の力が抜ける、軽やかでゆるいリズムがここちよかった。ステージ前でもみんなちゃんと自分が踊れるくらいスペースに余裕があって、そりゃあ みんな気持ちよさそーにそれぞれ踊ってましたよ。


この後bombinoが来日するというので、調べてみると。行き着いたのは、、、



なんとあのスキヤキ〜!! 笑 

2008年にCheerful Markに連れられAPとしても出店しました。そう富山は南栃市!! まなみも元気にしてる〜?去年も旅の途中にひとり温泉に立ち寄った、なんだかんだご縁ある場所。富山にbombinoかぁ。にまにまが止まらな〜い。お近くの方はぜひ〜!!!

スキヤキ ミーツ ザ ワールド  8月19日(金)〜21日(日)



そして今年もWOMADに本気取材に来ていた、この人。
ベッドから落ちても寝続ける男。平らな場所であえて急斜で寝る男。Bombino来日情報のみならずマニアックなネタを常に仕込んでいます。その男、やぶき。宮崎県出身。

音楽、楽器を楽しむキッカケメーカー"TUNING" でUKフェスのレポを毎週書いたりしてます。WOMADの「文化を通してその土地を愛する」の記事すごくよかったです。よろしければチェキ♪

YABUのイギリスフェス紀行
ワールドミュージックの祭典・WOMADフェスティバル


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